フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

強力だけれどハードじゃない学び

今年(2010年)4月から受講している
ワークショップデザイナー育成プログラムでのこと。

周りの人(プログラム参加メンバー)の変化に気づいて
「私も変わろう」「私もやってみよう」と思う間もなく
即、身体が反応している自分がいます。


プログラム参加メンバーの年齢も職業も背景は様々です。
メンバーのワークショップについての経験や知識もまちまち。
この様々さがあることで、自分が知らない知識や情報を教えてもらう
人と人のつながりを得ることできます。

ただ、自分の行動や習慣が変容するということからの「学び」でいうと
新しい(或いは、自分が知らない)知識や情報、つながりを得ることは
新しい入力があっただけで、それが出力につながるかは別だと思います。

ところが、私の場合、知識や情報の入り具合はいまひとつなのですが
同期メンバーの変化に気づくと、入力→出力のサイクルが回り始めます。


メンバーが持つ知識や情報が
受講開始の4月と現在の6月中旬で増えたかどうかは
頭の中を見ることができないのでわかりません。
でも、プログラムに参加している時の姿勢や態度の変化は
「座学」ではない授業(演習・実習・研修)を通して気づくことができます。


特に、先週と今週、前日と今日、午前と午後という
短い時間で、誰かの何かがプラス方向に変わった場合
誰々さん、変わった!?」とその印象はストレートに私に影響を与え
同時に嬉しくなって「私もやってみよう!」となります。
比較も評価もなく「私もやってみよう!」は
強力だけれども、ハードでなく私を変えいくことにつながります。


子どもがどんどん苦もなく学んでいけるのは、
  好奇心・自発性がある
  比較or評価を気にしない(眼中にない)
からなんだろうな〜