フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

鳥取大学でも開講!〜ワークショップデザイナー育成プログラム

最も良い、そして最も簡単な学びは
今までにしなかったことをしている時
楽しんでいる時
できるだけ多くの失敗をしている時にある
(M・フェルデンクライスの言葉)

大阪大学でのワークショップデザイナー育成プログラム(3期)での私の学びが、まさにこれに当てはまります。

  ワークショップデザイナー育成プログラムこちら



今までにしなかったことをしている時

プログラムでは、座学だけでなく、実際に演劇ワークショップの一部を体験し、その解説を受けます。(阪大コースのメイン講師は、平田オリザさん
「演劇」なんて学生時代の学芸会・文化祭以来のこと。
しかも、プログラムで一緒にワークをするのは、
年齢も背景も受講動機・目的もバラバラのクラスメート。
彼らと決められた短い時間(30〜60分)で短い劇を作ります
(土台になる台本はあります)


他にもいろいろなプログラムがあり、そのどれもが
私にとって「初めて」のオンパレード! 
予測も予想もつかないまま、必死に取り組みました。
下手に経験がない、これが“学び”には効果的です♪

楽しんでいる時

演劇ワークをしている時や、
ワークショップを運営している団体の見学に行った時、
どれだけ私たち受講生から笑いが起こったことか。
はじめは、慣れない場所や内容への不安から目も声も下向き気味だったのが
どんどんそれぞれが顔を上げ発言するようになり、
キャ〜キャ〜ワーワーと、もう中学・高校生状態。(小学生状態??)
ワークやミーティングを通して、信頼感ある関係性を築いていったことで、
安心」が生まれ、ますます学びが深くなったと思います。

できるだけ多くの失敗をしている時

プログラムで出合うのは慣れないことばかり。だから失敗もします。
それでも、開講当初の1ヵ月「失敗したくないな…」と思っていたのが、
「失敗しないように工夫はするけれど、失敗しても別にいいか♪」
に変わっていったからおもしろい。
小さな失敗を積み重ね、同じ失敗も繰り返し…と4か月やってきました。
「気づき」から具体的に行動(ふるまい)の変化へとつながる「学び」へは距離があると改めて痛感。

鳥取大学でのプログラムも受けたいぞ!

ワークショップという手法に関心が高まっている中、
プログラムの説明会への申込みはあっという間に定員に達するとのこと。
そして、出願者数も確実に増えているようです。
そうした中、この秋は鳥取大学でもプログラムが開講。


  鳥取大学で開講こちら


募集要項の講師陣を見ると…とてもバラエティ豊か!
これは、私が受けた大阪大学3期のそれとは大きく違います。
「もう一回鳥取に受けにいこうかな」と思ったほどの講師陣です。

本気で学びたい人へ

このプログラムを受けても何か資格を得られるわけでもありません
。職業に直接つながるわけでもありません。
今の仕事に役立つかもわかりません。でも、
  学ぶっておもしろいな
  皆と協同で作っていくって簡単じゃないけどおもしろいな
を実感することで、その後の自分の仕事や人との関係性に変化があるかもしれません。(=自分が変わる)


興味ある方は、ぜひ
  鳥取大学(出願期間:7/12〜7/23)
  大阪大学4期(出願期間:8/16〜8/27)
を検討してみてください。


  募集要項ページこちら