フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

筋肉じゃなく脳

からだは快くなければ
決して学ぶことはなく
受け入れることを拒否します
〜〜モーシェ・フェルデンクライス〜〜

これは、
フェルデンクライスメソッド・京都ワークショップの
チラシにいつも載っている言葉です。

ホント学ばない

フェルデンクライスのグループレッスンを受ける時、
  ・無理矢理
  ・限界を越えて
  ・痛みや違和感を無視
  ・ねじ伏せる
  ・力まかせ
  ・気合い
  ・根性
  ・他人と比較
  ・他人のマネ
  ・etc
といった姿勢(態度)でのぞむと学べません。


でも、レッスンでは身体を動かすからか、どうしても、“体育”の授業や、クラブ活動の影響を受けた行動を無意識にとってしまいます。

レッスン指導者が「レッスンは筋トレやストレッチではありません」といくら注意を促しても、なかなか難しい。
大きく、速く動こうとします。


仰向け寝で内側から身体を感じる“ボディ・スキャン”が終わり身体を動かし始めると、いつものモードが前面に出てきます。
感じず、考えず、いつものやり方で動こうとする…。
こうした反応の源は、とても根深く私の中にあり、ちょっとやそっとでは抑えられません。(雑草を引っこ抜いても、すぐに生えてくるのに似ています)


その無意識の反応が出て来ないようにするには、常に自分の身体を感じるしかないようです。

問いかける

痛くない?
無理してない?
本当に楽?

身体の様子を感じながら、問い掛け続け、考えながら動きます。

無理しなくても、頑張らなくても楽に動ける方法(身体の使い方)があるんだ!ということを発見するのは、とても楽しいです。


そうした時、頭の中は「アハ体験」しているのか、キャーキャー喜んでいます。


フェルデンクライスのレッスンでアクセスする先は、筋肉ではなく脳なのです。