フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

大人になって忘れていること

子どもの頃、新しいことは
「何度も練習して覚える(身に付ける/慣れる)」
が身体と頭にとって当たり前でした。
生まれて5年も10年も経っていない子どもには
毎日が新しい、経験したことのない事の連続。


 ・自転車乗るのも
 ・包丁持って切るのも
 ・ホットケーキを引っくり返すのも
 ・ダンスをするのも
 ・文字を書くのも
 ・…
どれも、実際にやってみて、何度か繰り返して
そうしてようやくなんとか形になる…ものです。
いきなり最初から上手くはいきません。
そして、何度か繰り返して上手くいかなくても、
子どもの頃は嫌になったりしませんでした。
私の身体にとって、その動きを繰り返すこと試すことが
「まだ充分でない(足りない)」ことを知っていたから。
「もっと練習せんとアカンなあ〜」と思ってました。

身体が、新しい動きを身に付ける動きに慣れるには
時間がかかる。
そんな当たり前の事を忘れた大人の私は
  愚痴を言ったり、
  不安になったり、
  不機嫌になったり…


大人って大したことないんだなあ。
ちっとも賢くなってないもんだなあ〜。

学びに対する、子ども時代のような素直さを取り戻せるかな?