フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

シンガポールで“中医”として働く

昨日は、シンガポールで“中医”を学んでいる友人に会ってきました。
大学卒業以来の再会です。


待ち合わせの場所に現れた彼女を見て、
すぐにそうとは気づかないほど大学時代とは雰囲気が変わっていて、
その場にいたメンバー全員がびっくり。


でも、話し出した彼女の様子を見て、皆が学生時代にもどりました。
少し首をかしげて、くちびるを少し尖らせながら、
左頬をキュッと丸くして話す彼女のしぐさは変わりません。
何を面白がり、何に苛立ちを感じるかも学生の時と同じ。


難波の湊町RiverCaf〓のオープンエアーのテーブルを囲みながら
彼女だけがタイムマシンで過去からやってきた大学生で、
そんな彼女と会話をしているような錯覚を覚えました。


中国語で“中医”を学んでいる彼女の口からは、
鍼灸のツボ(経穴:ケイケツ)の名前も中国語で出てきます。
それを聞いた私が「ああ、何々ね」と日本語読みにして、
おしゃべりが進んでいくのも不思議な感じでした。
(漢字で書いたら同じなのですが)


資格を取得した彼女は、来月10月に学校を卒業とのこと。
シンガポールで有名な中医クリニックで働くそうです。


中医”では、鍼灸・推拿(スイナ)・漢方薬などを扱い、
肩こり・腰痛などの運動器疾患(不調)だけでなく
内科や婦人科といった面の病気(未病)も扱います。


正式に働き始めたら、しばらくは日本に帰って来ることができない…
と、彼女は少しさびしそうな表情をした後、すぐにニッコリして
「アンベン(=私のニックネーム)、シンガポールに遊びにおいでよ♪」
と言って別れました。


「どこでもドア」があったらな〜…。