「自己変革」よりも「真似っこ」
「やりたい」ことしか学ばない
これは、ワークショップデザイナー育成プログラム(大阪大学3期)の受講中に、そしてその後のワークショップ企画運営で強く感じたことです。
「人の振り見て、我が振り直せ」
よりも、ずっと強力で、ずっと楽しくおもしろいです。
「あんな風になりたくないな」
「あんなことしたくない」
などのマイナス面からより
「あんな風にしてみたい」
「あの人みたいに行動してみたいな」
など、自分が「やりたい」「なりたい」といった動機からの方が自分の行動は変わります。
「ああなりたくない」タイプの人やその行動は見ないようにします。
反対に「あんな風になりたい」だと、それを少しでも真似ようと観察をします。
・(その人は具体的に)何をしているのか?
・私との違いは何か?
・私はその人のどの部分が好きなのか?
・どうして、そんな風に「なりたい」のか?
・etc…
子どもは、こんなこと考えていません。
彼らを見ていると、周りのお友達や年上の兄弟
大人をじっと観察している時間があります。
そして、また遊び始めて、また止まって観察しています。
すると、昨日は出来なかったことが、今日は出来るようになったりしているのです。
子どもの学び方を、大人は思い出したらいいようです。
「自己改造」「自己変革」
といった、目にしても耳にしてもあんまり楽しくなさそうなことよりずっとお勧めです。