フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

気がつくだけでは変われない

フェルデンクライス・メソッドを学ぶようになってから
自分の無意識の行動・物の見方・考え方(癖や習慣)に
気づくことができるようになったように思います。


気づいた瞬間
私ってそんな風に物を見ていたの!?」「考えてたの!?
「!?」と驚きアタフタすることも沢山あります。
(「やっぱりそうなんだ…」と納得することもあります)


気づいたことが
どうやら、自分の行動(生活・人生)にとってマイナスであるらしい…
である場合「(そのクセを)直したい」となります。

そんなに甘くはない

気づきさえすれば、直る(改まる)

その気づきさえあれば、あとは自然に(勝手に)修正される…
と思っていたのですが、待てど暮らせど私の行動に変化は見られません。
それどころか、修正箇所がはっきりしたのに改善する気配がないから
苛々することだってなります。
(このイライラがまた曲者)


自分のクセ(習慣)に気づいても
それが長い間無意識に行われてきたものであればあるほど
色々な場面で当たり前のように顔を出してきて(反応して)くるので
「また、やっちゃった〜!」となります。


まして、10代の頃から
「これが私の良さだろうけれど、もしかしてマイナスに働く場合もある??」
と長期間何となく抱いてきた漠然とした疑問であれば超手強いです。

コインの裏表の場合

私の目下の望みは「私の強みである半面、自分自身に向かっては弱味になる場合もある」タイプの行動(くせ)を、「強みを生かしつつ(減らさず)弱みに働く可能性をコントロールできるようになる」です。
それには、気づくだけでは足りないことに気づきました。
(どうしたらいいか)わかった〜〜!!」が要るのです。

(違いに)気づく→考える→試す→失敗する→考える→…
わかった〜!→行動が変わる

「わかった!」があって初めて「変わる」へとつながり「輪」が完成します。
(逆上がりができるようになるのと同じだな、やっぱり)