フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

言葉にすることも大切

先日の【お寺でレッスン〜フェルデンクライス・ワークショップ】に
参加された方から、直接/間接的にご感想をいただきました。
この場を、お借りしてもう一度お礼申し上げます。


参加者それぞれの視点から観たこと、それぞれの身体で感じたこと
そして考えたこと・気づいたこと…
こうしたことを、レッスンを進めた私が得られるとは限りません。


今回の【お寺でレッスン】(2011年6月25日開催)は、
ワークショップ・デザイナーの日高ゆきさんによるプロディースであり
講師の私の要望を交えながらアレンジしてくださいました。その一つが
レッスン前後の「今の気分を、円グラフで表してみると…」です。


フェルデンクライスのレッスンの後、その感想や得られた感覚を
言語化する」ことに、急がないようアドバイスを受けたことがあります。
モヤモヤした感じを持ったまま、レッスン会場を後にすることも大切だ、と。


ただ、これまでの経験から「何か質問はありますか?」とおききしても
「モヤモヤ」しているので言葉にならない場面がたくさんありました。
(私が逆の立場なら、質問しないでしょう♪)


初めてフェルデンクライスのレッスンに触れる参加者の皆さんが
  「な〜んか、変なんですよね
  「よくわからないけれど、モヤモヤしている気がする
  「なんなんだろ?この感じって?
といったことを気軽に口に出せる場があればいいな、と思い
日高さんにアレンジしていただきました。


レッスン後、3つのグループに分かれてシェアの時間をとりました。
グループによっては、口に出したことで、他の人の感想を聞いたことで
レッスン体験の質に少し変化があったようです。


言葉にしないでいることも、言葉にすることも、どちらも大切。