フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

「得意」を切り口にアレンジしてみる

7月2日(土)に参加した【第6回ファシグラ研究会
(主催:NPO法人場とつながりラボhome's vi」)(場所:株式会社ウエダ本社北ビル)
久しぶりに、私の「子ども学習モード」がONになりました。

「子ども学習モード」

「習う」「教えてもらう」といった学校方式でなく
「ジッと観て」「マネてみて」「いつの間にか出来るようになっている」という
遊び方式です。


強い好奇心が脳を活性化するのでしょうが、
教室で講義を聞くのとはかなり違う回路を使うようです。
ワークで手足・口…身体を動かし、
短い時間の中で、小さなトライ&エラーを次から次へと重ね
(同じエラーを繰り返さないところがミソ♪)
研究会のはじめと終わりでは別人のような自分を発見しました。


1泊2日の夏のキャンプに参加した小学生が帰宅した時
親や近所のおばさんが
「なんか、変わったね」「お兄さんぽくなったね」と言う“変化”に
似ているように感じます。(小学生自身は「変化」はピンと来てない)


このモードでの学習は「楽しみながら速く身に付く」が特徴です。
  ・楽しいから、ものすごく集中している。
  ・楽しいから、試すこと/失敗することに抵抗が少ない。
  ・楽しいから、どんどん学びの範囲を拡大していく。

一番の気づき

レクチャーやグラフィックのサンプルといった「枠」に
縛られる必要なんてどこにもないんだぁ〜、が一番の気づきです。


ファシグラのサンプルでは、
イラストや効果的な線、レイアウト、素敵な色使い…等
視覚的な工夫がされています。
ところが、私はそうしたことが苦手。
イラストは描けないし、色使いはよくわからないし。
黒板やホワイトボードに発言内容を書いていくことは好きなのですが。


そんな私が書いたものは、文字のオンパレード。
イラストは無し!ところどころ直線・曲線で囲ってみただけ。
なのに、参加者からの「いいね!」を表す青シールを貼っていただきました。
声を聞くと「見やすい」「読みやすい」ということでした。
私にしたら「???」「眼からウロコ」です。
午前中に聞いた話、やったワーク、周りの人のやり方を元に
これまでの自分の書き方に少し手を加えてみたら…評価を得たのです。


見本通りにすることも、聞いた話の通りなぞならくても
私自身の「好きなところ」「ちょっと得意」を切り口に
私用にアレンジして広げていけばいいんだ♪ 
「苦手」に手足を縛られがちですが、
「得意」という羽をつけて空中にフワリと飛んでもいいのです。


いつ・どこで・どんな気づきを得て、何を学ぶかはわからないものです。