フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

からだと仲良くなりたい

昨日8月12日(金)は、TTTTraditional Theater Training)の成果発表会の日。

  TTT成果発表会こちら
  TTT(Traditional Theater Training)こちら


フェルデンクライスのプラクティショナー仲間の小林みゆきさん
昨年2010年に続いて、このトレーニングを受講されています。
去年の成果発表会は見に行くことができましたが、
今年は私の代理でお菓子達が小林さん達の舞台を見てくれました。
(成果発表会の会場:大江能楽堂、受付にあずけてきました)


成果発表会には行けなかったのですが
TTTトレーニング生の自主練習会には参加しました。


  すり足ワークショップこちら


TTTの3つの伝統舞台芸能:日本舞踊・狂言・能の動きの基本となる
「すり足」をトレーニング生がつかむためのWSです。
(※同じ「すり足」といっても、それぞれ違います)


昨年は、この慣れない「すり足」という動きに
特に海外から参加のTTT受講生は、背中や腰を痛めていたとのこと。
そうしたことを少しでも解消できないか?と小林さんが自主練習を企画。
そこに参加させていただきました。
(日本舞踊コース:2名、能コース:2名)


「どうして日本の伝統舞台芸能を学びに来たの?」と
日本舞踊コース受講生のF君に訊ねたところ

僕たち、西洋の文化での身体の動きは
「からだ」と「あたま」がいつもケンカしているみたいで…。
「からだ」と仲良くなれそうだと思って、
このトレーニングに参加した。


彼は、アメリカ(だったと思う)から来た演劇を学ぶ学生さん。
自主練習で、「すり足」の動きが一番変わったのは彼でした。
(西洋風→日本風「すり足」へ)
他の皆さんも、身体(特に腰部)に無理が少ない(緊張が減った)
「すり足」へと変わっていました。


この日、一緒にフェルデンクライスのレッスンをした彼らの
3週間にわたるトレーニングの成果発表を見ることができなかったのは
残念です。