反復はコピーじゃない
今、京都で「驚くべき学びの世界展」が開かれています。
昨日は、その講演会に行ってきました。
「創造性を育てる=レッジョエミリアの幼児教育」
佐藤学 氏(東京大学大学院教育学研究科教授)
その中の言葉
反復(繰り返し)はコピーじゃない。
子どもが同じ絵本をくりかえし、何度もなんども読むのは
読むたび、なにか新しい発見があるから。
これは(同じことを繰り返す)コピーではない。
フェルデンクライスのグループレッスンは、まさにこれだと思います。
私は、お気に入りのレッスンを、時間をおいて何度もくりかえします。
「動き」のお手本がなく、「今日の私の動き」を中心にしているので
コピーになりません。(誰かのコピーでも、私の過去のコピーでもない)
なにかしら新しい発見があるのです。
それが楽しくて、おもしろくてレッスンをくりかえす…。
子どもの頃、両親がうんざりするくらい、毎晩毎晩ディズニーの絵本
「小さな郵便飛行機」を読んでもらったことを思い出しました。
なにを発見しているのか、本人(子ども)はわかっていなくても
何かがあるのだと思います。
「驚くべき学びの世界展」in京都
北イタリアの小さな町、レッジョエミリアで生まれた
世界最高水準のクリエイティブな教育実践。
日本初公開の映像作品を含む作品群が京都にやってきます。■会期 :2011年9月9日(金) - 9月19日(月)
■会場:元・立誠小学校
■開館時間:平日12:00〜19:00 土日祝10:00〜19:00
■入場料:
前売1,000円(中学生以下無料)
当日1,200円(中学生以下無料)
(※期間中、何度も使える“パスポート制”)
■公式サイト:http://info.reggio-kansai.com/top