フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

足型シート〜9月25日のワークショップで


これは、先日(9/25)のフェルデンクライス・ワークショップで描いた
私の足型+αです。

レッスン前

この日のワークショップのテーマは【ねっころがる×歩く】。
自分の足に意識を向けていただく意味もこめて
レッスン前に皆で自分の足型を描きました。
そして、描いた足型を見て感想を一言述べます。


誰一人として似たような足型がなく、お互いに
「へ〜…こんな足の形してるんだ…」
「意外としっかりした足してるんだ〜」
「わ〜、同じ足のサイズだ♪」
とワイワイがやがや。


ある方は何かにとまどっていらっしゃる風に見えます。
一言感想を聞いてわかりました。
ご自分が想像していた「自分の足」と描いた「足型」のギャップに
とまどっていらっしゃったのです。
まるで、自分の足型でないような雰囲気です。

レッスン後

午前と午後、あわせて2つのレッスンを終えて
自分の足型に、感想や感覚などを書き込みます。


足型を描くときは、鉛筆だったのですが
感覚をかく時に使うのはマーカー。
ミツビシ プロッキー・太字8色セット PM150TR8C


色があると「何を描こう?」よりも
「どの色使って描こう?」とモードが変わります。


参加者の皆さんが思い思いに足型シートに描いて(書いて)いかれます。
そして、シートを持って一人ひとり一言ずつ感想や質問を述べます。
互いの発言を聞いて
  「ほお〜そういう意味の絵かぁ〜」
  「私もそんな感覚あった!」
  「そんな変化もありなんだ」
   etc
と、最後にもう一度ワイワイがやがや。


フェルデンクライスのレッスンを受けると
何か感覚を得たり、感覚が変わったり、何もなかったり…
いろいろとあるのですが、「答え(正解)」がない分
自分の体験が漂流してしまいがちです。


そこで、オーガナイザー(ワークショップデザイナー)の日高さんが
考えてくださったのがこの方法です。


言葉にするのが得意でなくても
絵ならナニカを表せるかもしれません。
絵を描くのが得意でなくても
色を塗ることで、ナニカを紙の上に載せることができるかもしれません。
紙の上で表せなかったことを、身振りや表情で補うこともできます。


シートを書きながら、シート持って説明しながら
 「ああ、私こんなことに気づいたんだ」
 「アノ感覚って、こういうことなんだ」
 「もしかして、膝の痛みが変わる??」
といった発見がある方法です。


なにより、同じレッスンを受けても
  「感覚(体験)って人それぞれなんだ!
  「その表現は、人それぞれなんだ」を
具体的に知ることができる方法だと思います。