フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

「わかった」ら「できる」と勘違い

  ・本を読んで
  ・TVを見て
  ・人の話を聞いて
  ・人と話をして
  ・文章を書いて
している中で「わかる!」「わかった!!」を得る時があります。


でも、「わかった」としても「できる」保証はありません。
それどころか「わかった」つもりだけなのかもしれませんし
「できる」へコマを進めないかもしれません。


子どもの頃から呑み込みが遅い私は
「なかなかできない」「まだできない」を繰り返してきました。
そして、いつも「そのうち出来るだろう」とボンヤリ思っていました。


大人の今も「まだできない」はしょっちゅう起こっているのですが
子ども時代と何かが違います。


何か?
「できない」の前や途中に「わかった」や「わからない」が挟まることです。


子どもの頃、「できない」「できる」と「わかった」の関係は
「できた」→「わかった〜!」でした。
今は、「わかった」→「できない」→→→→「できる」
「わかった」→「できない」→「わからない」→思考停止/行動停止


脳には「わかった」「わかったつもり」がありますが
身体に「できるつもり」はありません。
脳は「わかったら、できる」と勘違いしますが
「できる」と「できない」がはっきりしているのが
身体のおもしろいところです。