照明の力:阪急電車の「京とれいん」
阪急電車の京都線(梅田ー河原町)の土曜日&休日に
観光列車「京とれいん」が走っています。(1日4往復)
★★京とれいん記事→こちら
この京とれいん
・車内の照明が穏やか(白っぽくない)
・車内広告・吊り広告がない
・車内アナウンスの声が穏やか
・座席シートが唐紙調
・座席背もたれの一部に畳を使用
・個室風車両もある
・etc
とても落ち着いた雰囲気です。
照明や車内広告の有無、座席の様子が違うと
乗客が変わるわけでもないのに、車内の空気が明らかにちがいます。
「よそいき」感があふれていて、静かで穏やかな空気に満ちています。
気のせいか、乗客のマナー(声の大きさ等)や乗降のスピードも
いつもより控え目で、少し上品な感じがします。
もしかすると照明が変わるだけで、乗客の態度や車内の雰囲気が
穏やかなものになるかもしれません。
特に、夕方のラッシュ時の車内照明が変わったら…
もう少し穏やかな気持ちで帰宅できるのでは?と思います。
嵐電(「らんでん」と読みます)の「モボ21型」もレトロな照明で
夜乗ると、いつもフッと力が抜けます。
そして、なぜか
「千と千尋の神隠し」でカオナシと主人公が電車に乗っているシーンを思い出します)