フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

顔の向きで演技する〜映画「オブビリオン/Oblivion」

外国語映画や本の会話・説明の中に出てくる
初めて耳(目)にする単語が何を指すのか
(人の名前?物の名前?地名?…)をつかむのが私は苦手。
SF物になるとさらに混乱してストーリーを追えなくなります。
関連づけて何となくおぼえておく(仮保存)のも苦手です。


トム・クルーズ主演の「オブビリオン/Oblivion」でも
いつもの通り大混乱 ※▽●☆÷♪
知らない国の街を歩いているような感覚です。


でも、無人偵察機ドローン」が登場すると混乱が落ち着くから面白い。
(ビューっと飛行しているシーンはダメですが)
「ドローン」は丸い(=私の好きな形)上、表情があるからのようです。


ドローンは大きな「バッテン」をつけたような顔。
丸い形をしたマシンが、そのバッテンがある正面を
左右上下斜めへと向きを変えるだけで表情が生まれます。
気難しく職務に忠実(融通がきかない)な人物のように見えて
しゃべらないけれどかなり雄弁なキャラクターになっています。


主演のトム・クルーズを見るよりドローンの登場を待つほど
マシンの表情(動き)を見るのがおもしろく
特に主役と絡むNo.166のドローンを追いかけていました。
(単機で仕事しているシーンが好き)


人の形した/人に似せたマシン(ロボット)より
目もない口もない色もパーツも少ない
ただ丸くシンプルな形をしたマシン(ドローン)の方に
見る側は想像を膨らませることができるようです。


The Missing Piece
を思い出しました。



映画「オブリビオン」公式サイト
http://oblivion-movie.jp/