フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

寝る前の緊張を解く?〜NHKジャーナル駄洒落コーナー


集団的自衛権閣議決定や台風情報がニュースの中心だった7月前半
NHK第1の「NHKジャーナル」(月〜金、22:00〜)の番組終わり部分にある
いつもの「ダジャレ・コーナー」がなく「???」となっていました。
それが今週から復活!
ニュースデスク・西垣幸児さんのダジャレに
キャスターの永井克典アナウンサーが上手く返されています。
これまでの「寒さ」がなく良い感じです。
(ダジャレが寒いのでなく、放送室の雰囲気が寒い)


ダジャレは高度なコミュニケーションだと思います。
相手が出してきたダジャレにどう反応するか。
「さむ〜」「しょ〜もな」と反応もありですが
必ず何かに引っかけて言葉が繰り出されます。
その「何か」に気づき、その周囲を含めておもしろがれるか
楽しめるか、考えられるか…聞き手に問われます。


相手からのダジャレを聞いて
  1)クスリ/ケタケタ笑う
  2)スルーする
  3)ダジャレで返す
の反応があると思います。


私は悲しいかな「笑う」しかできません。
で、ここで気が付きました。
 a)NHKジャーナルの「寒さ」の原因は上のどれでもない反応だった
 b)相手のダジャレをダジャレで返すのはかなり難しい
ということです。


ニュースデスク西垣さんのシンプルなダジャレに対して
キャスターお二人(永井さん、奥村さん)が笑えず、スルーも出来ず
かといってダジャレで返すのもなかなかできず…
ある種の「寒さ」を電波にのせていたのではないか、と思います。


それが、今週からの西垣さんのダジャレ復活に伴い
一番変化したのが永井克典アナウンサーの返し。
はじめは「今日はたまたま上手くいった?」と思っていたのですが
かなり安定しています。永井アナの慌てていない雰囲気が
返しの言葉に表れていて、間もいいし、クスリと笑えるし
何よりドキドキハラハラせずにすみます。

(京都・祇園祭山鉾巡行、後祭り復活の話題のあと)
西垣さん:二度山鉾巡行が楽しめるって豪華ですね。ただ、24日の後祭り、これまでと日程がちがいますから、見に行く方、日付を間違えると、まさに「後のまつり」ですね。


永井さん:そうきましたか〜。しゃれた一言の矛先が向かぬよう、今夜はホコまでです。
2014年7月17日(木)22:00〜放送NHKラジオ第1
NHKジャーナル」番組終わりのダジャレコーナーより

夜10時から始まる「NHKジャーナル」をその時間帯に聞いていたら
事件や事故、不安定な国内外の情勢etcを耳にして緊張して
眠りにくくなるかもしれません。
そんな時、番組の締めにこうしたダジャレがあってクスリと笑えたら
その緊張を解くきっかけになるのかなと思います。


西垣さんが本気を出されたら、どんなダジャレが出てくるのでしょう?