フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

もったいない



違いに気づくには、違いを感じるには
慌てたり、焦ったり、急いだり…していると難しい。


大きな違いは目立つから気がつきやすいけれど
日常生活の中の小さな違いは、本当にささやかで微妙で速くて
「今のは錯覚かな?」「勘違いかな?」と思うくらい


気づいても、急いでいると忙しいと
気のせいにしてしまったり
違いをつかまえるところまで踏み込めなかったり
違いから自分の行動をちょっと手直しする手間や工夫ができなかったり


もったいない。


私たちの身体は、違いを拾える力が備わっている。


その力は、急いでいると蓋をされ出てこられない