フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

身体と脳の間には壁がある



スーパーマーケットやショッピングセンターで
その刺激の多さにクラクラし、中途半端な買い物で帰ってしまいます。
買い物メモに10個挙げていたら、上位3つは買うことができても
その下は「次回にしよう…」「買う必要ないかも…」となります。


目をキョロキョロさせないで
寄り道なしで目的の売り場へ行っても
店内にあふれる刺激をないことにはできません。


刺激を無視できず「困ったな」となっている私ですが
無視しても、刺激が存在しなくなるわけではありません。
脳が「存在しないことにしよう」としているだけで
刺激自体は消えずにあふれたまま。
そして、刺激があるあいだ中
その刺激を「無視する」という反応(対応)は続きます。


脳は「存在しないことにしよう」としていても
身体では「存在してるんだけど…」となっている。
だから、刺激がなくなると身体が緩むのがわかります。
何でもないと思っていたけれど、結構身体にはきてたんだ…。


存在しないことにしてコトを運ぼうという戦略の脳と
刺激を受け取りつづける現場の身体。
身体と脳の壁/隔たりは大きいです。