フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

身体の自動学習はつづく



右の親指と小指を傷めて、痛みが少し引いてくると
身体の思考停止(一時休止)モードも小さくなります。
「それすると痛いよね」な動きを避けることを意識していれば
頭の出番はグッと減り、身体がそこそこ上手くやってくれます。


親指の先を傷めたので、指先に力が必要な動きはNG。
指の腹を使うのはOKだけれど、
指先を使ってゴシゴシこするといった動きをすると痛い。


右手でミカンの皮を剥こうとして「イタタ」となった昨日。
代わりに左手がぎこちない動きで皮を剥きます。


指も肘も肩も、みんな動きがぎこちない。
「これまで、左手でミカンを剥いたことなかった!?」と
初めて気がつきます。
「剥く(むく)」というより「剥ぐ(はぐ)」ような動き。
ミカン1個でおしまいにしました。


今朝、再挑戦。
練習したわけでもないのに、「剥ぐ」から「剥く」へ大変身!
思わず「いつのまに上達したの?」と左手に感心。


身体の動きは観察していると
結果はいまひとつでも、前回に比べると改善しています。
傍からは見えないかもしれないけれど、
身体の協調性が少し良くなっていることがわかる。


慌てず、焦らず、急かさず…どれだけいてられるか。
一晩寝たら上手くなっていることもあります。
ちょっと、待ちましょう。


身体はいくつになっても学習するようです。