フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

少しずつ変わろう

小さな子どものお母さんである友人の言葉。
 「ものすごい速さで(子どもが)変わっていく」
 「そんなに急がなくてもいいのに…と思うくらい」
 「昼寝して起きたら、もう変わってる!」


目の前で起こる我が子の変化に驚き喜びながら
それでいて惜しむ残念がるような複雑な思いのようです。


昼寝の前後で変わってしまう、その速さ。


変化の速度は赤ちゃんの頃が最速で
少しずつスローダウンしていくようです。
(人生の早い時期に停止している場合もあるかも)


小学生の頃、朝教室へ向かう廊下を歩きながら、突然
「(今の私は)昨日の私じゃないな」と思ったり
“終わりの会”の進行をつとめながら
「前回、ここ(教壇)に立った時の私とちがうな」と思ったり。
「感じる」ではなく「認識する」瞬間がありました。


そうした変化をバンっ!!と認識することは
小学校高学年になると失われていったように思います。


今は「そういえば変わったかも」という、のんびりしたレベル。
小学生時代に経験した「幼虫からの変態」というものではなく
姿形は変わらないけれど、物の見方考え方は少〜し変わったことに
気づくと「まだ変わる余地あるんだ♪」と嬉しくなります。