フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

身体の動きが思考を制限する

(私の)髪をドライヤーで乾かす時のコツ
「いろいろな方向から風を当てる」の意味がようやく分かったと
昨日の記事で書きました。


「『いろいろな方向』は全く正しい表現だ〜」と腑に落ちると同時に
「アドバイスの通り風を当てている」つもりなのに
髪の毛が思うように落ち着かない日々を繰り返してきた私には
そのシンプルな言葉と私の理解とのギャップの大きさに驚きました。


アドバイスを下った店長の「いろいろな方向」と
私が理解していた「いろいろな方向」
ドライヤーを持つ手が、他人なのか自分なのかの差から生まれる
ギャップなのだろうと今考えています。


私の髪の毛にドライヤーの風を当てる時
他人の手による時は、立ち位置や高さが自由ですが
私自身での場合、自分の腕の長さや関節の具合によるので
動きの自由度に制限があります。


その動く範囲の大きさの違いが
「いろいろな方向」の解釈ギャップを生んでいたのだと思います。


「とにかく、いろいろな方向から風を当てる」
手櫛でOK、実に簡単な方法です。なのに「上手くいかない」。
美容師さん達の手元を観察しているだけでは
わからなかったはずです。


髪を乾かす度に「どうして、上手くいかないんだろ?」と
しつこく考え続けていた私の脳ミソの功績です。