フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

「ちがい」が見えてくると変われる

自分の内側と外側に在る、起こる「ちがい」に
気づいたり見つけたりしては喜んでいます。
ささやかな&ささいなことばかりですが
人に言われてでなく自分で見つけるのは愉しいのです。


子どもの頃は「昨日できなかったことが今日はできる!」が
「ちがい」の大部分を占めていました。
「できないこと」が山のようにある子ども〜学生時代には
ちがいがどんどん生まれます。(見つかります)


今、あの頃に比べて出来るようになったことは増えたけれど
(出来なくなってきたことも増えてきていますが)
それらを賢く上手にできているかは別の話。


 「あまり賢くないやり方だな…」
 「もう少しスマートにできないものかな〜」
 「下手じゃないけど上手くもないなー」


自分の行動や振る舞いを観ていると、いろいろ見えてきます。
観て、気になって、考えて、工夫して…と動きだすと
小さく変わり始めます。


よ〜く観ていると、少しずつ少しずつ良い方へ変わっていっている。
頭では、具体的なことを考えていたわけでないのに
身体は、小さくても具体的な結果を出している。
頭とは別に(思考)回路があるのかしら??と期待しそうになる程
昨日とは、前回とは違うことを自動的に行っています。


  困ったな、いやだな
  もう少しなんとかならないかな
  これではダメ!工夫しなくちゃ


こんな風に感じたり思ったりすると、頭は考え始めるようです。
そして、(多分、どこかで考えて試した)結果が小さくても出ると
嬉しくなって、工夫を重ねていくようです。


子どもの頃、自分の変化(成長)に気がつき
パワーアップした感覚を持ちましたが
大人の今も、変化(改善、成熟、上達etc)に気がつければ
子ども時代と同じようにパワーが増えたことを感じるのです。


このパワー、自分を動かす推進力となります。
ポイントは、小さな変化・違いに気づけるかどうか、です。