フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

私の身体サポートはサプリメントじゃなくて時間

食が細かった私は、小学校の給食に苦労しました。
食パン2枚が苦痛のタネ。


初めての給食で机の上にならぶ食パン2枚に
「(保育園と違って量が増えてる)小学生になった証拠だ〜!」と
単純に喜んだのですが、食べきれません。
一方、好き嫌いがあった私の心配の「おかず」
こちらは「苦手だ…」と意識する間もなく軽〜くクリア。


今思うと、小学校入学して初めての給食に食パン2枚が並ぶ不思議。
もちろん食べられる子もいるのでしょうが
食事量としてハードルが高いのでは?と思います。


給食の時間は決まっているし
給食の量も決まっている。

ぱさぱさした食パンを押し流す牛乳は1本。
食パンの味を変える塗り物(マーガリンやジャム)も1個。


噛む速さも呑み込む量も胃袋も平均以下の私にとって
「きついな〜」でした。
でも、給食について嫌な思い出が残らなかったことは幸いです。


給食を通して身についた
皆と同じ内容&量のものを、同じ時間内で食べる
という習慣はおそろしいもので、無意識のうちに
友達に、同僚に、上司に、取引先に、家族に…と
食事の場面で「他人に合わせる」ことにつながったようです。


  どうして食事の後、胃がもたれるんだろ?
  どうして口の中が浮腫んでいるんだろ?
  どうして食事が楽しくないんだろ?


自分の身体に合わないことをしていたら、そうなります。
今頃になって気がつきました。


よく噛んで食べていたら、胃もたれも口の中のむくみも
小さくなります。(腹六分目にしておけば完璧!)
でも、それをするには時間がかかることにも気がつきました。
これまでの食事時間より1.5〜2倍必要です。


消化能力をサポートするのが私の場合「時間」なのです。
サプリメントほど手軽じゃないけれど。