フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

苦手をサポートする

自分が不得手・苦手なことをするには
慌てない、焦らない、急がない
が大切なのだけれど、それだけでは足りない。
不得手をサポートする工夫が要ります。


どの部分が不得手・苦手なのかを見つけて
そこを助けてやる。


例えば、地図が読めない私の場合、
  ・文字が逆さまになると混乱する
  ・進行方向と文字の向きが揃わないと混乱する
  ・目の前の風景と地図を一致させにくい
などの弱点があります。
南に向かって歩く場合、手にしている地図を北に合わせたままだと
目(顔)は南を向いているのに、地図上では後退することになります。
これが私の頭の中で処理が難しいのです。
後ろ歩きしながら南下すれば脳内の混乱は小さくなりますが危険です。


そこで、北へ向かって移動する(地図の上方向に動く)という形を
できるだけ取るようにしてみました。
もちろん全てがこの工夫で対処できるわけではありません。
ただ、スタート時点でハードルを下げておくと
混乱から始まらないので、気持ちが浮つかずに済みます。


地図の上下左右をくるくる回しながら道を歩くことは
わずがですが減ってきています。
自分に言い聞かせているからでもありますが。