フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

表は直線、中では曲線

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンで
身体を動かしていると、しょっちゅう驚きがあります。
何に驚いているのか?というと
  え〜!?関節ってそんな風に動いているの〜〜!?


身体の外で見えるのは、腕や脚が伸びたり曲がったりの
直線的な動き。
捻じるといった動きもありますが、目で把握しやすいのは
四肢の直線的な動き。


レッスンで静かに観察をしていると、腕や脚の直線的な動きの陰で
他の関節が細かに曲線を描いています。
その曲線もくるりと単純な線ではありません。
不思議な蛇行した曲線です。


特に「球関節」といわれる股関節や肩関節の動きは興味深いです。
「イメージして動く」なんて超えています。
脳がイメージできる以上の動きをしていると感じるので
下手なイメージはケガの元になるかも…と思います。


小さな子が地面を行く蟻を飽きずに見続けているように
レッスン中の私は、関節の動きを飽きずに感じています。