フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

筋肉は働き者 (1/4)

私の筋肉は「縮んでナンボ」「働いて(=縮んで)こそ、存在価値がある!」と彼ら自身が考えているのか、よく働く。
今はアナタの出番じゃないでしょ!?という時も「イヤイヤ、是非仕事させてくださいッ!」と顔を出す。

ある夜、夜中も休まず働く彼らの存在に気づき、「そりゃあ、くたびれるわけだ」と大変納得した。私が休んで(=寝て)いるのだから、筋肉も休んでいるものだ、と思っていたら大間違い!私が夜寝ている時も「夜も休まず働きますっ!」とばかり活動している。私は彼らに命令もお願いもしたつもりはないのに…。

まいった…。
深夜勤務にも精を出す、筋肉は意外と多い。あご、首筋、肩、手、背中、お腹…
おかげで、私はくたびれる。
その上、あれだけ眠ったのに目がさめたら、歯は痛い、肩こり、背中の張り、…。休息になっていない。睡眠をとることは休息のはずなのに。
筋肉達が気前よく動いてくれるのは嬉しいのだけれど、時と場合による。経費(=エネルギー)にだって限りがある。
私のために動いてくれるはずの筋肉が、いつも間にか、どういうわけか、私の足を引っ張る。味方のはずが敵方になったようなもの。
ガソリンタンクに小さい穴を複数あけたまま、燃料を無駄にこぼしながら毎日生活しいるようなものだな、とその夜、ぼんやりした頭で思った。