フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

ハバさん(Dr. Chave Shelhav)の「教則本」

2008年4月19・20日のフェルデンクライス・京都ワークショップでは、
ハバ・シェルハブさん(Dr. Chave Shelhav Ph.D.の本 “ A guide to Awareness Through Movement ”― 18 Lessons based on the Feldenkrais method ― を使ってATMレッスンが行われました。

この本のことを、講師の安井武さんは

ハバさんが、フェルデンクライス・メソッドの基本的なATMレッスンを、独自のコンセプトでまとめた「教則本」みたいな本ですね。教則本=音楽演奏の練習のため、各種の基本技巧を段階的に配列編集した本)

と表現されましたが、本当にそういう「つくり」「内容」「書き方」になっています。

  • つくり:ワイヤー綴じになっています(リングノートと同じ)
  • 書き方:内容により書体を区別しています [ 例)太字=動き始めの姿勢 細字=動きの指示 斜体=解説 ]
  • 内 容:(まだ読んでいないので、書けません。が、私が20日のワークショップで受けた4つのレッスンから感じたことは「とても基本的なレッスンばかりで、動きがシンプル(=動くことに必死にならなくてもよい)だから、気づきを得やすいかな?」です)

私がこれまで読んだり、見たことがあるフェルデンクライス関係の本は、ATMが書いてあっても、その部分を読まないで飛ばしてしまいたいほど、

  • 動きの指示
  • 観察する体の部分
  • 気づきを促す言葉
  • 注意点
  • その他アドバイス

が次々と書いてあるだけのものでした。書体による内容の区別もない上、写真・イラストは少ない(或いは、全くない)。残念なことに、これらは「机の上に本を開いておいて、少しずつ読みながら動いてみる」ができるタイプの本ではありません。
そして、著者が勧める方法は「テープに録音してレッスンをしてみる」「一つの動きを20〜30回繰り返し、本を見なくてもよくなったら、次の動きに進みレッスンをする」というもの。「テープに吹き込むなんて…面倒な…。どこかで講習会していないかな?」と思って、私は2005年から京都ワークショップに参加しているのです。
ハバさんの本“ A guide to Awareness Through Movement ”FEFNAで買いました

ハバさん(Dr. Chave Shelhav Ph.D.)のサイト: " child'space feldenkrais Shelhav "