フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

ブログ開設のきっかけ (3/3)

私がブログを始めるきっかけの前段階は、

  1. 茂木健一郎さんのブログ クオリア日記
  2. 勝間和代さんの本 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

ですが、最終的に背中をボンっと押されたのは
  3. フェルデンクライスの勉強会での出来事  でした。


3.フェルデンクライスの勉強会での出来事
FPTP京都には、受講するコース生を住んでいる地域ごとにグループ分けしたStudy Groupがあります。(1グループ3〜10名)(’08.3/3付「FPTP京都のStudy Group」)私が属する「京都グループ」での勉強会である時、

  • フェルデンクライス・メソッド』って何だろう?
  • FI練習の時によく言われる『Homeを探す』ってどういう意味?
  • ATMのある部分の動きが、どうして体のまったく別の部位に影響するの?
  • ……

といった話になりました。その時は、私を含め6人で輪になっていたのですが、それぞれ自分が思い考えるところを次々と口にしていきます。また、誰かの考えに対して、自分の意見を出してどんどん盛り上がり、始まりは休憩時のおしゃべりだったのが、議論風になっていきました。
ところが、そうした中で、私だけ何一つ言葉を発することが出来なかったのです。ただ、みんなの意見を聞いてうなずいたり、首をかしげたりするだけ。何か意見を口に出そうにも、「言葉未満」の状態で頭の中にあるので、唇すらろくに動きません。

フェルデンクライス・メソッドに触れてきた経験(=ワークショップ参加、FIレッスン体験の有無)の差が多少あるにしても、みんな同じ時期(2007年春)から本格的に学び始めた者どうしです。それなのに、話の輪に居ても、話に参加できていない自分がいます。
もう、単純に「これはまずい!!」となったのです。私の頭の中にある「言葉未満」のチリ・ホコリを、どうにかして「言葉化」する練習・訓練をしないと、困ったことになると。

子供の頃から、話し手になるより聞き手であることが多い上に、作文は大嫌い。いい大人になった今も、手紙を書けば「小学生みたいな文章やな」と言われる始末。でもなんとかしないといけない、となってブログ開設となったわけです。

自分の考えや感じたことを話したり書いたりすることに、私はかなり苦手意識があります。ブログを続けることでこの「苦手意識」という「古い習慣」(old habit)を少し変えることができたら、と思います。