フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

『さっぱり分かりません』 −sekoさんのブログから−

私はsekoさんのブログ『LIGHTS ON?』の特にフェルデンクライスメソッドのレッスン記事の愛読者です。
   LIGHTS ON?』→こちら
   フェルデンクライスメソッドを含む記事一覧こちら


ブログによると、sekoさんがフェルデンクライスメソッドの教室に通うようになられたのが昨年2007年の7月8日。それから、

  • 半日レッスンにも参加されたり
  • 強風の中も時間通りに教室へ通われ
  • 教室の生徒数が少ないことをほぼ毎クール心配され
  • 頭痛をレッスンの動きを駆使して乗り切られ
  • レッスン毎の動きの内容・教室の様子・ご自身の気づきをブログにupされ…

そして今も継続してATMレッスン(グループレッスン)を受けていらっしゃいます。
そんなsekoさんの記事中で私のお気に入りの言葉、

   どうやって上がっているのかはさっぱり分かりません
    (『23回目 テコさえあれば地球も動く』2008年6月8日付
   何が起きているかさっぱり分かりません
    (『25回目 動きが動きを学んでいる』2008年7月8日付

の、『さっぱり分かりません』です。

昨晩、私がとても苦手な、というよりほとんどろくな動きにならないために、苦痛なだけのATMを、勝手に分解して「練習」した後、「まあ、試しに一度まとめて動いてみるか〜」と動いてみたら…私もsekoさん状態です。「あれ、頭が持ち上がります。何が起きているかさっぱり分かりません」状態です。
本当に「何が起こったのか、さっぱり分からない」ので、おかしくてケタケタ一人で声を出して笑い出しました。だって、この動きやこれに似た動きは、フェルデンクライスのワークショップに参加した2005年春からずっとずっとずぅ〜っと出来なかったのですから。その上、自分の動けなさを棚に上げて「こんなレッスンになんか意味あるの!?」と毒づいていた私です。
それが、何も考えずに動いてみたら、体に痛みも感じず、無理やりでもなくひょいっと動けたのです。
「???????」にもなります。
さっぱり分からないのだけれども、めちゃくちゃ嬉しい出来事でした。