フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

『営業脳をつくる!−和田式「営業マン特別予備校」5日間トレーニング』(和田裕美/著、PHP研究所/発行)

和田裕美さんの著書はたくさんありますが、私が読んだ2冊目です。
確か、前回読んだ(2008.7月15日付記事
和田裕美の必ず結果が出せる営業法則 (ヴィレッジブックス新書)

和田裕美の必ず結果が出せる営業法則 (ヴィレッジブックス新書)

の中で紹介されていた本と思い、書店で探したものです。


営業』という仕事の性質・流れ・鍵を、具体的に、わかりやすく、(実は)ピシっとあいまいさなしに書かれてある本です。重要だけれど、あまりにも当り前過ぎて忘れたりおろそかにしがちなことがきちんと書いてあります。
そもそも営業なんか、大嫌いだあ〜!!
と思っている私です。それが、この『営業脳をつくる!』を読むと、「もしかして私にもできるかも」と思わせるのですから、なかなか強力な本です。


この2冊には、私の中でおもしろい共通点があります。

  1. 店頭でパラパラと中を見て「おもしろそう!」「ためになりそう!」と買い
  2. いざ読み始めると「あれ?期待していた内容じゃなさそう…失敗したかな?」と感じ出し
  3. 「まあ、とりあえず読んでいこう」と読みすすめていくうちに
  4. 「ああ、買って正解だった」と納得する

という流れです。
店頭でのパラパラ読みで、「この本はいける!」と直感した部分(A)と、買った後、読み始める「はじめに」から第一章あたりまでの部分(B)にギャップを感じているようです。

ただ、和田裕美さんの本は、栄養も考え、飲みやすさ・口当りの良さも追求した、『野菜○○種類! 野菜100%ジュース』のような感じがします。(=中味が詰まっているわりに、ドロドロした濃さを感じさせない)
この『営業脳をつくる!』も、フィーリングや印象だけで書かれているのではない、具体例・具体策がいっぱい詰まった実用書です。


   和田裕美さんのブログ和田裕美のわくわく営業セミナー秘密現場日記』→こちら


それにしても、会社員じゃなくなってずいぶん経つのに、今頃どうしてこういう本(ビジネス実用書)を読むようになったんだろう??