脳のモードを切り替える−『脳を活かす仕事術』(茂木健一郎/著)より−
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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同じプレッシャーを受けても、そのストレス状態を楽しみながら活力に変換できる人と、不安を覚えて逃げ出したり落ち込んでしまう人もいます。
なぜこんなことが起きるのでしょうか?
実は、ストレスに弱い人は「脳のモード」の切り替えがうまくできていないケースが多いのです。
(『脳を活かす仕事術』160頁)
ストレスに弱い私自身のことは棚に上げておくとして、この部分を読んで気づいたのが
『脳のモード』って切り替えていいんだ〜〜!!★★★
です。
「いつも変わらない自分」を保とうとしていたのか、「自分を変えたくない」と思っていたのか、どうかは分かりませんが、私のモードはいつも似たようなものばかりという気がします。
携帯ですら「モードを変えよう」と着せ替えが出来る機種がある位なのに、私の頭はいつも同じ…。
この『脳のモード』とは
- 集中モード
- リラックスモード
- 本気モード
- 一人で仕事している時のモード
- 人に会って楽しく会話するモード
- 日本語が完璧にしゃべれる外国人に話かけられた時にしか出てこないモード
といった、様々なシチュエーションに対応するために脳が用意しているモードのことです(『脳を活かす仕事術』161頁)
私の日頃の行動を思い返せば、それぞれの状況、相手に応じてモードをそれなりに切り替えています。ただ、積極的に切り替えているわけではないので「いつも同じ自分」や「モード数が少ない」と思っているのかもしれません。
ところが、積極的に切り替える(身体を動かすことでコントロールする)、頭だけで考えず身体を動かして別の状況に飛び込むと、一つのモードに縛られているより脳は楽になるようなのです。
そして、切り替えることは楽しいようなのです。
服やメイク、アクセサリー、髪型を変えて楽しむように、脳だってモードを変えたらいいんですね。
ああ、それにしても頭の固い私…