ブログを使って行動を変える
今日は9月23日秋分の日です。
ここ京都は、朝から午後3時近くの今もずっと快晴です。
昨日『脳を活かす仕事術』(茂木健一郎/著、PHP研究所/発行)の中の一文
ブログを書くという行為は、
自分の行動を変えるのに最も適したツールの一つです。
(『脳を活かす仕事術』(茂木健一郎)65頁)
を書きましたが、では、私の行動の何が変わったのか?
自分の心に引っかかったことを考え続けるようになった、です。
これまでは、何か自分の中で引っ掛かっても、
- その場で都合のいい勝手な解釈をつけたり
- 自分が受け入れやすい結論を出していたり
- 無視したり
- 「引っ掛かり」が存在しないことにしてみたり
etc…をし続けていました。
昨年4月からフェルデンクライスメソッドを本格的に学ぶようになって、この私の「深く物事を考えない態度」に少し変化が出てきます。『興味をもった』『関心がある』タイプ(プラス感情系)の引っ掛かりを考え続けるるようになりました。それが、今年3月からブログを書くようになって、自分が不快に思ったり、納得できないといった『マイナス感情系』のことも考え続けられるようになってきていると感じています。そして、これが私にとっては大変化なのですが、それらのことを解決や改善するために、観察・仮説・実験・検討をしようとしている自分がいるのです。こうした行動は今までになかったことです。なぜなら「不快なこと」「納得いかないこと」はすべて『他人のせい』か『才能のない、至らない、体調がすぐれない自分のせい』にしていたのですから。他人のせいにしておくことも自分を唯一の原因にしておくことも大変便利です。それ以上何も考えなくて済みますから。
そんな私が、
- なんとなく不快、というレベルに置きっ放しにしておかない
- どこがどう不快なのか?納得いかないのか?を感情のまな板から離す
- もう少し細かい試料に加工して観察をする
- 対策を考え、実際の場面で「対策」を試してみる
- うまくいくかどうか…を目も耳も開けて見ておく
- また考えてみる
- ……
を少しずつしています。
★●◆ブログの開設・更新、本当にお勧めです◆●★
自分が書いた記事の内容は忘れても、自分が少しずつ変わっていくことを感じられます。