「好み」で選んで、最後は「祈る」−自分に合うものをみつける−
世の中には身体・精神に作用する
「身体を動かすこと(例:体操)」
「身体に(直接・間接に)施術をする(例:マッサージ)」
がたくさんあります。
思いつくままに挙げてみます。
- 器具・機械を使う:ボール・ポール・ゴム・ダンベル・布・マシンetc
- 道具を使う:鍼・石・ローラーetc
- 手・足・身体を使う:マッサージ・指圧・按摩etc
- 天然のものを使う:艾(もぐさ)・精油・泥・塩etc
- 皮膚・皮下組織・筋肉を直接刺激する:刺す(鍼)・焼く(お灸)・塗る(精油)
- 物理的な力を加える:押す・揉む・引っ張る・温める・冷やす
- 道具を使って一人(二人)でする動き
- 道具を使わないで一人(二人)でする動き
- 道具(器具)類を用いて施術する
- 道具(器具)類を用いないで施術する
- 相手に直接触れて施術する
- 相手に触れず施術する
etc…
書店の「健康」「家庭医学」「セルフケア」「メンタルヘルス」「エクササイズ」「癒し」「ヒーリング」「精神世界」「スピリチュアル」など書かれたコーナーには、本当にたくさんの関連書籍が並んでいます。日本発祥のもの、海外のもの、古くからあるもの…様々です。
また、雑誌・TVの特集では次から次へと新しいものが紹介されます。インターネット上にもたくさんの情報が載っています。
このむせるほどある中から、自分に合うものをどうやって見つけるのか?
私の経験からは『好み・勘・運・縁』だと思います。
好み : 好むこと。特に興味のひかれること。
勘 : 直感。第六感。
縁 : ゆかり。つづきあい。関係。
運 : なりゆき。まわりあわせ。
(広辞苑 第五版より)
親兄弟・友人から勧められても
憧れの人がしていても
世間で大流行していても
おしゃれでも
儲かりそうでも
…
自分が納得し、自分に合わなければ、意味がありません。
自分に合うとは、自分の健康・精神状態だったり、経済状態だったり、好み・性格・居住地だったりといったことです。
自分の思うもの、合うものがなかなか見付からないかもしれません。それでも
- 興味があれば、先ず調べます(好み)
- 但し、本・HP・ブログ等の情報を鵜呑みにしないで、立派なつくり・シンプルな内容でも怪し気なものは避けます(勘)
- そして、場所・時間・お金が合うものがあれば試してみます(縁)
- あとは祈ります(運)
(試したら、必ず観察することを忘れずに。観察でも「好み」「勘」を使います)
強く興味をもっていても、場所が遠すぎると残念ながら試すことは難しく、また、「10回通して受けていただくことを前提としています」といったハードルが高めだと、気軽にというわけにいきません。1対1のレッスン・施術の場合、相手が異性だと受けにくいこともあるでしょう。
そうして考えていくと、決して「迷うほど山のようにある」わけではなさそうです。
●私の体験歴(順不同)
気功・カウンセリング・導引・座禅・自力整体・アレクサンダーテクニーク・オーラソーマ・鍼灸・気の経絡指圧・ピラティス・フェルデンクライスメソッド・カイロプラクティック
わぁ…いろいろ試していましたね。
で、今はフェルデンクライスメソッドです。
(10月29日(水)へつづく)