『○○に効く』はフェルデンクライスに効く??
ブログの相互リンクをしている『愛しのフェルデンクライスメソッド』のHide!さん(FPTP Yokohamaで学ばれています)が、ATMレッスンの宣伝用パンフの準備をされているようです。
(FPTP : Feldenkrais Professional Training Program=フェルデンクライス指導者養成コース)
パンフの下書きを友人に見せた時の反応を記事に書いていらっしゃいます。
「これじゃ、難しすぎるんじゃない???
何も知らない人には、もっと具体的に
『○○に効く』とか『△★が良くなる』とか書いてあげないと、
わからないんじゃないの??」
『愛しのフェルデンクライスメソッド』(2008.10.25付)
やっぱり『○○に効く』が要りますか…
う〜ん…
Hide!さんでなくても、FPTPで学ぶコース生なら全員「う〜ん…」となるでしょう。フェルデンクライスメソッドを学べば学ぶ程、『○○に効く』から離れていくことを実感しているからです。
学び始めの頃は、実感としても『○○に効く』感がありました。グループレッスン(ATM)や個人レッスン(FI)を受けると、
五十肩の痛み・腰痛・股関節痛・膝の痛み・浅い呼吸etc…
が軽くなるのですから。このため、くり返し誰かが
- 「フェルデンクライスメソッドは『○○に効く』んですよね?」
- 「メソッドを説明する時に『○○に効く』と言ってもいいんですか?」
と講師に確認し続けていました。その度に、受講生が聞く答えは
フェルデンクライスメソッドは
治療・ヒーリング・マッサージ・ストレッチといったものではありません。
では、何なのか?
『学び方を学ぶメソッド』です。
う〜ん…それは実感しつつあるけど…
このメソッドが『○○に効く』なんかよりずっと適用範囲が広く深いことを実感し続けながら、適当な言葉を見つけられないでいます。私の実感に少しでも近い表現を見つけようと、毎日探索中です。