BOOK LOVERS 細谷功さんの週
BOOK LOVERS 細谷功さんの週（11/17〜21）をPodcastで聞きました。毎週いろいろな気づきを得られるBOOK LOVERSです。
コンサルティングのお仕事をされているからか、ご自身が常にそのことを考えていらっしゃるからなのか、細谷さんがゲストのこの週は全般に「コミュニケーション」に関する内容だと感じました。「コミュニケーション」というものに関心がある私は、これまでのどのゲストの週よりも繰り返し聞いています。
細谷さんの週で気づいたこと
- 「私はこういうふうに読みました」があるとやはりおもしろい
- ゲストと勝間さんの口から思わず出る「あ〜」「ははは」「う〜ん…」におもしろさが宿る
- スラスラと論理的に流れるように話されるより、少し考えながら多少まとまりに欠けているところもある、そういうゲストのお話は引き込まれる
- 面接官風だったり、同業者としてだったり、著者としてだったり色々な勝間さんが登場した点がこれまでと違った
1．ゲストの「こういう風に読みました」を聞きたい
BOOK LOVERSは毎日1冊の本を紹介していく『聞く書評』番組です。その本を知らないリスナーのために、どういった内容かの簡単な紹介が勝間さんからまたはゲストからされます。短い放送時間なので、いっそのことあらすじの紹介を飛ばしてもいいのでは？と思うこともしばしばです。聞きたいのはゲストがその本の
- どこに感銘を受けたのか？
- どうその本を読んだか？
- なぜその本を紹介しようと思ったのか？
- 勝間さんの読み方との違いは？
です。そうした内容がある週は聞いていて大変おもしろいです。紹介された本に興味を持てなくても、ゲストの観点に興味が抱けます。
細谷功さんの週は、それらが具体的な場面と一緒に語られていて良かったです。
2．思わず出る「あ〜」「ははは」「う〜ん…」の相づち
この週はゲストの細谷さん、勝間さんの双方からいろいろな相づちがこぼれ出ていました。不思議なことに、こうした「思わず口からでた相づち」を耳にすると話に引き込まれます。「これは何かおもしろい内容だ！（だから注意して聞いてみて）」という信号のようなものです。
合いの手のようなたくさんの「はい」「そうですね」「ええ」より、
ある感情や気づき、思い、記憶を含んだ「あぁ〜…」「ははは」「う〜ん…」が一つでもある方が聞いていておもしろいのです。
3．少し考えながらの話に惹かれる
勝間さんとゲストの打ち合わせが万全で、お二人が初対面じゃなくて既に知った間柄で、というのではない時、勝間さんの手から投げられるボール（質問）をゲストがどう扱うか？がBOOK LOVERSのおもしろさの一つです。
細谷さんの週は、ボールの数も種類もこれまでの週より多かったのか、細谷さんが少し考えながら話をされているところも多く、その分耳を傾けていました。
スラスラ話されているのを聞くと、耳に溜まらず、耳からスラスラ流れていってしまうようです。
4．いつもと違う勝間さん（細谷さんは年下？）
BOOK LOVERSの最初の3日間（ゲスト：書店員さん、編集者さん）を除いて、初めて勝間さんより年下か同年齢のゲストを迎えた週だったのでは？と勝手な想像をしていました。（←あくまで印象です）それほど、勝間さんの質問の内容や仕方がいつもと違うように感じました。
- 少し面接官（試験官）風だったり
- 同業者（コンサルタント）同士のようだったり
- ベストセラーを生んだ著者同士だったり
- いつもの番組ナビゲーターの勝間さんだったり
その分、ゲストのいろいろな話を聞くことができました。
5．コンサルタントは早口？
勝間さんは早口、の先入観がありましたが、よく聞いていると意外にも細谷さんの方が早口でした。
（＊少し考えながら話されているところを除く）細谷さんが、勝間さんより早口に聞こえなかったのは、声の高さや話し方のせいでしょうか？
聞き手に早口と感じさせずに一定時間内にたくさん話す方法があるのかもしれません。
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BOOK LOVERS次回（11/24〜28）のゲストは『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』の山田真哉さんです。
山田さん
（光文社新書歴代1位、160万5千部の売上！）
勝間さん
（光文社新書歴代4位、39万部！！）
（売上部数は、BOOK LOVERS 2008.10.24放送内容vol.18によります）
どういったお話になるのでしょうか？楽しみです。
