フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

言葉だけに頼らない〜NHK プロフェッショナル 大谷るみ子さん〜

先日見たNHKの、プロフェッショナル 仕事の流儀(3月3日アンコール放送)
  介護は、ファンタジー認知症介護・大谷るみ子
から

茂木健一郎
グループホーム入居者の方は、非常にベーシックなレベルで
相手の心を読み取ったり、共感したり…
そういう無意識のコミュニケーション能力は
かなり残っているという印象がありますね。


大谷るみ子
見逃せないのが、会話じゃない、っていうことですね。
言葉じゃない、っていうこと。
声のトーンだったり、表情だったり。
すごくそれが伝えているんですね。言葉よりも。
そういうことが、より伝わっていますね。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」【認知症介護・大谷るみ子】から)

茂木健一郎
認知症の方を家庭で介護されている家族の方が
言葉の意味をとらえようとすると
なかなか理解できないじゃないですか。
どういう点に注意して、そういう方に向き合ったらいいですかね?


大谷るみ子

起こっていることを否定してしまうんじゃなくて、
起こっていること(行動障害)を見方を変えると、
その人が一生懸命に何とかやっていこうとしている姿なんだ
と見ると、そのやっていることが厄介なことじゃなくて、
その人なりの力なんだ、と思えることがあるんですね。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」【認知症介護・大谷るみ子】から)

コミュニケーションって何を通してするんだろう?
何を通してしているんだろう?
「通じる」ってどういうことだろう?


家族と、友人と
電車の中で、道ですれ違う時に
言語障害がある方と、認知症のお年よりと
国内で、海外で
対面で、電話で、メールで
他者と、自分と
……