フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

「気づき」と「ターニングポイント」

yukaさんからいただいたコメント

冷え症が改善されて良かったですね。
思いだしてみて、どこかはっきりと
ターニングポイントとなった気付きはありましたか?
2009.03.03付記事冷え性」解消? へのコメント

に「気がついたら、変わっていた」とお返事しましたが、気になって考え続けていました。


  ・ターニングポイントになった気づき…ってなんだろう?
  ・ターニングポイントなんてあったかな?
  ・何かに気づいてたかな?
を考えて、以前、2つの「引っ掛かり」からある事に気づいたことを思い出します。

二つの引っ掛かり

1.「病気になったこと」への引っ掛かり
会社を辞めて、身体にとって楽な生活を送っているのに、
どうして病気になったのか?
しかもハードだった会社員生活を辞めて3年も経ってから…。


2.「主治医からの注意」への引っ掛かり

・疲れない
・体重減らさない
・風邪を含めた病気にならない
・突っ走らない
「突っ走って」仕事をしていた会社は辞めたし、働くこともセーブしているし…これ以上、どう「突っ走るな」というの!?

突然気づく〜“マインド”の存在

でも、ある時ATMレッスンをしていて、突然気がいたことがあります。
  会社員を辞めて規則正しい生活を送っていても
  食事内容に気をつけていても
  睡眠時間をたっぷりとっていても
  フェルデンクライスメソッドを学んでいても
私の「突っ走り」マインドは、減りも無くなりもせず24時間私と共にある…
主治医がいう「突っ走らない」って、この“マインド”を指してる!?

影ならその存在に気づくことができますが、この“マインド”(思考癖)は私と一体化していて全く気がつきませんでした。本当は、思考癖なんて格好のいいものではありません。思考以前の、「情動」や「反応(反射)」です。

「情動」は身体を引っ張りまわします
身体は簡単に「情動」に引きずられていきます

身体の反応〜「病はマインドから」??

「突っ走り」マインドに引きずられた、私の身体は
・息が浅く、息を詰めがち
・腹部を固めている
・奥歯をかみしめる
・首を硬くする(首をすくめる)
・焦点を強く合わせようとする(凝視がち)
・「猫背」が強く出る
・etc…
状況は変わったのに、身体の「突っ走り」状態が解けないままでいたら…?
もしかすると、病気になるのかもしれません。


冷え性」は確実に改善してきています。ただ、まだ幅5cm程度の平均台の上を歩いているような、いつでも簡単に「落ちてしまう」不安定さがつきまといます。でも、この私の中にある「突っ走りマインド」に気づいたことが、身体のターニングポイントになればと思って、観察と探索・試行を続けています。