フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

危機感と使命感、そして絶望感

スタジオ*からごだコロのメンバーのお一人であるコンラッド・ユーキ・フッテルさんがメイン執筆されているブログ
からだと心のストレスマネジメント フェルデンクライスメソッドTop
の記事「フェルデンクライスがメジャーになる日」(2009.03.27付)を読んで考えました。

情報の発信

コンラッド・ユーキ・フッテルさんが主になさっているのだろうと思われる

・レッスンのお知らせ
・HPの作成・管理
・メルマガ発行
・フェルデンクライスATMレッスン紹介動画の製作・紹介
・webレッスンの作成・up
You Tubeへ動画投稿
・「スタジオ*からごだコロ」のブログ記事をup
・個人のブログ記事をup
・etc…

かつて「インターネット受け手」であり、フェルデンクライスメソッドを学び始めたばかりの「お客様」な私は、こうしたリアル/ネット上の活動を、
「ふーん、こんなことしたはるんや」と思うだけでした。


それが、自分のブログを開設し「発信者」になり、「ATMステューデント・ティーチャー」を名乗れるようになった今、これらのレッスン主催・広報活動・啓蒙活動には、大変な時間と労力と根気が必要であることを実感しつつあります。

行動の源泉

レッスンを受け持ちながら、レッスン案内チラシを作り、ブログを更新し、メルマガを発行し、高齢者施設でレッスン指導し、その上フェルデンクライスを伝えるわかりやすいサイトを創っていく…。フェルデンクライスメソッド業界外の人に知らせるチャンネルを複数作って、硬軟織り交ぜながら発信しつづけていらっしゃるコンラッド・ユーキ・フッテルさんの姿勢(エネルギー)はどこから生まれてくるのだろう?とずっと思いながらこの一年見てきました。


それが、今回の記事を読んで、エネルギーの源泉が少しわかったような気がします。
一番は「使命感」から来るものだ、ということ。

でも、一方で、名前を残さなければいけないという使命感がある。
それはフェルデンクライスにお世話になったからである。
もっと言えばフェルデンクライスを継いで今も精力的に活動している
ミアシーガルというばあさんにお世話になったから、
何とかその名前を日本に根付かせなきゃいけないという思いである。
ブログ『からだと心のストレスマネジメント フェルデンクライスメソッド
記事「フェルデンクライスがメジャーになる日」(2009.03.27付)から

そのミッションを果たすために、考えつづけ行動しつづけていらっしゃるのだと思います。
そして、あれだけエネルギーを注がれるのは強い「危機感」があるから。

フェルデンクライス的な考え方・アプローチはメジャーになる。
でも、その時には現場の経験を多く積んだ人たちと、
生徒が1人来た、今日は来なかった、とやって
経験の乏しいフェルデンクライス業界の人たちとでは、
勝負にならないだろう。
フェルデンクライスは完全に置いてけぼりをくらう。
「フェルデンクライス」という名前はメジャーにならない。
(同上記事より)

広めていくには

FPTP京都で本格的に学び始める前、フェルデンクライスメソッドの情報がインターネット上に少ないのは、メソッドに関わる方々が、レッスンを教えることに忙しくて、情報発信する時間も手間もないのだろうと思っていました。そして、各地でレッスンをしていらっしゃるプラクティショナーも、受講生もそれなりにいらっしゃるのだろうとも思っていました。(NHKで紹介されたこともあるので)


でも、継続してネット情報をチェックしていくと、関連HPの定期的な更新が少ないことにすぐ気がつきます。また、
  ・フェルデンクライスのレッスンを受けたらどうなるのか?
  ・指導する中で見えてくるものは?
といったレッスン受講者と指導者両サイドの実感あふれる具体的な情報がなかなか見つかりません。(どちらにも属さないような教科書的な情報や、レッスン開催日時の情報はあるのですが。)


こうした状況から、もしかして
  ・(全国の)レッスン受講者数そのものが非常に少ない
  ・実際に活動されているプラクティショナーの数が非常に少ない
のでは?と想像していたところに、今回の記事を読んで
やっぱり…。それってヤバイやん」です。


「ヤバイやん」と思っているだけでは、ダメなのははっきりしています。
そして、コンラッド・ユーキ・フッテルさんが書いていらっしゃる

ぜひ志を同じくする人には加わってもらいたい。
(同上記事より)

の“志”について考えています。

実感ある情報

実感ある情報というと、この1年間でみた場合
No.1は、sekoさんのフェルデンクライス体験記こちら
(ATMレッスンを受けつづけていらっしゃる方です)
(その体験を、レッスン内容・感覚・考えなど毎回ブログにupされています)
No.2は、メルマガのリレーインタビューこちら
コンラッド・ユーキ・フッテルさんのレッスンを受けた生徒さんが
フェルデンクライスのレッスンの何にとまどい、何を面白いと感じているのかが、いきいきと伝わってきます)

最後になりましたが

コンラッド・ユーキ・フッテルさんがメンバーのスタジオ*からごだコロ
HP→こちら(更にわかりやすく、見やすく、内容豊富にパワーアップ!)

お願い

素敵なサイト・情報があれば、ぜひ教えてください。