卑下しないで
・Reikoさん、卑下しないで
・なあ、なんでそんな卑下すんの?
・なんも卑下せんでいいやんっ!!
これは昨日(4/28)のFPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)で、二人一組になって練習したパートナーのGさんが私に言ってくれた言葉です。
練習後、クライアント役(=レッスンの受け手)だった私の感想をGさんに伝えていた時に、何度も「卑下しないで」と言われました。
どうして「卑下」という言葉がGさんの口から“何度も”出てくるのか、全くわからず、私の頭の中では「???」がグルグル回っていました。
「私のどこが卑下してるの?」
「私、何か卑下していること言ってるの?」
「Gさん、何を言ってはるんやろ?」
Gさんが、本当に根気よく「卑下する必要はない」(=「それは感想とは違うでしょ?」)と言ってくれたおかげで、私の【癖】(習慣)にスポットライトが当たったのです。実際、パッと頭の中でライトが点滅したように明るくなりました。
頭の中が一瞬明るくなって見えたのは、これまでずっと地中深く隠れていて、私自身ほとんど意識することなかった【卑下癖】。
私の行動と思考に制限をかけ、周りの人に違和感を与えていた【癖】のひとつだろうと思います。
人間関係や物事に対する見方や考え方の【癖】は、身体の動きのそれより、気づくことが難しいようです。
自分で動くATMでは、
気づきを得ることに限界がある場合がある。
だからFIがある
物の見方・考え方についても同じことがいえます。
他人から、面と向かってきちんと言ってもらうことで、大きな気づきを得る可能性があります。
(互いが向き合った)“対話”はFIです。
一緒に学ぶ仲間は、本当にありがたく、得がたい存在です。
★ATM:Awareness Through Movement
動きを通した気づき
(グループレッスン)
★FI:Functional Integration
機能的統合
(個人レッスン)
どちらも、フェルデンクライスメソッドのレッスン