フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

困ったことある?

若い頃のF・ワイルドマンさんご自身の質問(相談?)「10分以上本を読めないのですが・・・」に

それは一つの技術だね
That's the skill.

と答えたモシェ・フェルデンクライス(Moshe Feldenkrais)とのやりとりの話(昨日5/6の記事)を聞きながら、気づいたこと。


私は集中力・根気がないことを自分の短所と思ってこれまできたけれど、
誰かがそれを指摘したことがある?親や教師、周りの誰かからに「アンタは集中力ない」叱られたことある?
答えは“No”です。


これまで、
・誰かに「集中力がない」と言われた
・「集中力がない」ことで大きく困ったこと
は特に記憶にありません。

自分の中に「私の集中力のなさは困ったものだ」という思いがあっただけなのです。
では、その「思い」はどこからやって来たのか?何時間でも集中していることができる父と妹を見て、自分と比較していたことから生まれたようです。


このことに気づいて、フランクさんの話を聞きながら内心苦笑いです。勝手に誰かと比較して、その人とは違う自分を「劣った」ものと思いこみ、無意識のうちに自分の行動に制限をかけたり、自虐的になっていたのですから。何年間も!


私の両親は、私達姉妹どうしを比べたり、よその人と比べて「誰々さんは何々なのにあなたは・・・」と言って育てていません。それなのに、勝手に周りの誰かと比較している私がいます。
これはなかなか面白そうです。

事実などない。認識だけだ<<
を思い出しました。


どこに「気づき」や「学び」の種が埋もれていたり、落ちているかわかりません。おもしろいです。