「jane,」ザ・トレーシー・メソッド特集
おととい(2009年5月31日)のフェルデンクライス勉強会で、話題にのぼった「ザ・トレーシー・メソッド」。早速、その特集を組んでいる「jane,」を買ってきました。
◆マガジンハウス「jane,」サイト→こちら
◆ザ・トレーシー・メソッド特設サイト→こちら
TV番組(小倉智昭さんの「とくダネ!」フジテレビ)で、メソッド開発者のトレーシー・アンダーソンさんが出演されていたようです。それを見た二人の言葉。
母は
「マドンナが筋肉モリモリだったのを、
女性らしい身体に変えたトレーナーさんやって」
勉強会仲間は
「マドンナのトレーナーをやっていた女の人なんだけど、
TVから聞こえてくる話が
『それってフェルデンクライス?!』って感じだった」
彼女の来日に合わせて、
・DVDブックの発売、
・TV出演、
・雑誌での特集、
・新聞の新刊広告、
・サイトの開設…と集中。
そこに、勉強会仲間の言葉があって、「jane,」を買い、特集記事を読み、付録のDVDを見ました。
フェルデンクライス・メソッドを連想する言葉を無理にさがすなら、
頭とカラダをコネクトさせることも大事なポイント。
自分のカラダの声を聞いて、鏡を見ながら
自分が思っているようにカラダをうごかせているかどうか、
チェックすること。
「jane, ジェーン MAGAGINE HOUSE MOOK 2009 SPRING ISSUE」25頁
でしょう。
ただ、特集記事の写真を見ているだけだと分かりにくのですが、付録DVDを見ると
トレーシーさんの動きが「ノン・リニア」(直線的でない)であることがよくわかります。彼女が元ダンサーだからなのか、ダンスの動きがそういうものだからなのか、メソッドのエクササイズは、カラダに分化を求める動きです。
「立った姿勢での腹筋のエクササイズ」では、肩と骨盤の動かす方向がバラバラです。「肋骨をテーブルに載せるような感じで」と彼女の説明。肩の左右・前後・斜め×骨盤の左右・前後・斜めを組み合わせて動きます。「これって“腹筋のエクササイズ”というより“脳のエクササイズ”じゃない!」です。
「ザ・トレーシー・メソッド」のキーワードの一つが「アクセサリー・マッスル」です。これまでの「インナー・マッスル」や「コア・マッスル」とは違って、「小さく細かい筋肉=アクセサリー・マッスル」を動かすことで、マッチョではなく女性らしいラインを作るのが彼女のメソッドだそうです。
フェミニンだけれど強いカラダ。
形(女性らしいボディライン)もパワーも追求する。
女性ってすごいなあ。
ところで、この「jane,」のもう一つの特集
「ビストロで旬の野菜を食べつくせ!全60皿」
が、実は他のどのページよりもきれいで、美味しそう!
野菜ってステキで、カッコいい!!