フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

変化のきっかけ

ブログから飛び立った“ハト”(=記事)が、読んでくださった方々のところから戻ってきて、私に大切なことを伝えてくれた上、私の行動を変えることがあります。最近、私に変化をもたらしたのが、
もう一歩踏み出すための介護セミナー」(こちら)に関する記事でした。
  関連記事の一覧→こちら


主催される福辺節子さんのお話や実技が大変おもしろくて、例によって「気持ちの勢い」で記事を書きました。

コース生仲間からの一言

セミナーが開かれたのは、3月22・29日と4月12・19日。
そして、4月27日から始まったFPTP京都*1で、コース生仲間から


  「Reikoさん、介護セミナーで何が勉強になった?
  「福辺さんの介護術は、フェルデンクライスでも役に立ちそう?
  「今日の実技は、介護セミナーで習ったことを応用できるから、楽勝でしょ?


と声を掛けられます。そのたび、「ブログ読んでもらえてるんだ♪」と喜びながら、「まだコツがつかめてなくて」「結構、難しくて…」など、答えになっていない、自分にとっても居心地わるい返事を繰り返していました。

内なる声

私の内側で、つぶやきが聞こえてきます。
  ・何を言いわけしているの?
  ・誰に言いわけしているの?
  ・介護術とフェルデンクライスを別個のものと見ていたんだ
  ・習ってきたことを、なんで使わないの?
  ・「できない」「わからない」「苦手」でまた片付けるの?
  ・セミナーで気づいたことを、どこへやったの?
  ・ブログに書いて「おしまい」?
  ・また「“とても勉強になりました♪”体験」にするんだ
  ・
はずかしいやら、かっこ悪いやら、あきれるやら、腹がたってくるやら。

シッポをつかまえる

でも、こうしてコース生仲間に声をかけてもらったことで、苦手意識からくる「逃げの姿勢」のシッポをつかまえることができました。これまで、その姿は見ていたけれど、何の行動も起こしていなかったのです。

シッポをとらえても、相手は逃れようとバタバタします。シッポをつかんだ手を離さないでいたら、大人しくなってきました。すると、おもしろいことに「苦手」感がほんの少し減ったことに気づきます。


そして、自主勉強会で「Reikoさん、触り方変わったね。いい感じ」(5月23日付)と言われたことで、大喜びすると同時にちょっと安心します。

変われているんだ!

自分の考えや物の見方、行動の習性・習慣・癖を変えることは、かなり興味深いことのようです。

感謝

ブログにいろいろな形でコメントを寄せてくださる方々に感謝。

*1:FPTP京都:
フェルデンクライス・メソッド指導者養成コースin京都