感じ方は人それぞれ
フェルデンクライスの勉強会などで、レッスンを受けた感想を話していると、
(レッスンを通して)感じることは、人それぞれ
であることに何度も気づかされます。
「(みんなにも)きっと似たような感じがあるんだろうな」なんて思っていたら、大間違いです。
・身体が軽くなった
・呼吸がしやすい
・身長が伸びたみたい
・視界が明るく感じる
・走り出したい
・etc
こういった感想は、共通することが多いと思います。
でも、もう少し掘り下げた話をしていくと、「同じじゃない」ことがわかることがあります。
先日、フェルデンクライスを学ぶ仲間と話をしていた時、その人は「私には全くない感覚」をレッスンを通して得ていることがわかり、びっくりしました。
それは簡単にいうと、レッスンを通じ、自分の輪郭がはっきりしていくか、輪郭がなくなっていくか、の違いです。
グループレッスンでの動きや、
個人レッスンでのプラクティショナーの手を通して
「自分は此処にいる」という感覚が強化される。
これを聞いた私は「そんなこと感じたことな〜い!」。
じゃあ、私の場合どうだろう?と考えたら、レッスンが進むにしたがって
「自分」も「此処」も、どんどん稀薄になっていく、です。
みんな、どんなことを感じながらレッスンを受け、レッスンの後、どんな変化を感じているのでしょう?
とても個人的な体験なので、気楽に訊けません。(言葉に出来ない感覚もありますし)
感覚って、面白いです。