フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

“感覚”をメジャー代わりに測る

ビデオに映る「ぺろんぺろんの脚」が、自分のものだとなんとか理解したつもりの私。でも、違う場面・違う服を着て登場する「ぺろんぺろん」を見たら、また「誰の脚?」と思うかもしれません。(その映像に自分が登場することを知っていても)
そのくらい、自己イメージと映像に差があり、自己イメージの方が自分にとってずっと「リアル」なのです。

「ぺろんぺろん」は私の脚、と驚きと共に気づいた後に受けたフェルデンクライスのグループレッスンで

からだの内側から
自分のサイズを
“感覚”を使って測ってみよう!!

と試してみました。


測ってみたのは、胴体の幅。
インストラクターの指示を聞いて動きながら、同時に「私の胴ってどの位の幅??」と意識していました。
これも、イメージと感じたものとは違ってびっくりです。感じた私の上半身の幅は、「ぺろんぺろん脚」にふさわしいものでした。自己イメージの3分の2程度のサイズです。
実体より大きく感じていた身体を動かそうとしていたのですから、楽に動かせないのも当然です。床に置く手足の位置も、力の入れ具合も変わってきます。


自分の胴幅が、意外と小さいことを感覚的に理解したら、その小さい上半身を動かすのはこれまでより楽でした。余分な力が抜けたのでしょう。


セルフイメージというのは興味深いです。