すき間を見つける
今日はフェルデンクライス講習会の最終日。
昨日は荷物の一部を持って帰るコース生の姿が見られました。また、遠方から参加している人もウィークリーマンションやホテルの荷物整理のため放課後すぐに会場を離れました。
授業内容は「(今学期の)まとめ」めいたものになり、次期講師にどなたが来日されるか、といった話も出てきて「ああ、講習会も終わりだな」と実感し始めます。そして日常生活に戻る時が近づいてきていることを感じます。
普段自分が過ごすリズム・流れとは違う時間と空間の中で、新しいことを学び、観て感じ考え、そして仲間と語り合えることの不思議さと貴重さとありがたさを毎回思います。
また、自分の何かが(何かを)
・変わるのかもしれない
・変われるのかもしれない
・変わった方がいいのかもしれない
・変えよう
・変えなくてもいい
・etc
と“選択”の幅とチャンスと方法があることに気づきます。
フェルデンクライスは、“違いを感じ”ながら
・動くこと(グループレッスン)
・動かされること(個人レッスン)
を通して身体と心と脳に『すき間』『すきま時間』を見つけて、そこから“学習(learning)”していく。自分の奥深いところでの、気づきと能動性と意思を必要とするメソッドだと思います。必要とするけれども「苦行」型でないところが脳と身体に面白いのです。脳は「おもしろがる」とその本来持つ能力を発揮するようです。
自分を変えることが出来るのは、自分だけ
この単純で当たり前のことが、身体を通してわかるフェルデンクライス・メソッドです。