フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

食欲と食事の量・質

母が「食欲あるのに、食べられないのは何だか寂しい・・・」と最近つぶやいています。食事制限をしている、ということでなく、(年をとって若い頃と比べて)消化能力が落ちてきたことを寂しがっているのです。


夏、気温が急に上がったり、高い日が続くと「食欲がない〜・・・(>_<)」と体重を減らして更にヘロヘロになっていく私。そんな時でも、母は「朝からでも、美味しい鰻とかステーキ食べたいわ♪♪」とニコニコと言ってて、母娘は対照的です。



小さい頃から食が細く、よくお腹をこわす私に、母は苦労したようです。(私も苦労しました)
栄養のバランスを考えておかずを作って並べても、娘はなかなか思うように食べない。近所のおばちゃん達の「レイコちゃん、ガリガリやな。ちゃんとごはん食べてるか?」という何気ない言葉にも、多分母は色々と思っていたと思います。
そのせいか、私が食事の量・内容をきちんと摂っている様子を見ると、今でも母は「お母ちゃんはウレシイ♪☆」と喜びます。


母のつぶやき「食欲あるのに、食べられないのは何だか寂しい・・・」に対して、この夏の私は「食欲と考えと実際・結果が一致してきて、何だかウレシイ」です。
食欲がなさ過ぎてヘロヘロになり、頭と体の動きが鈍くなっている時は別にして、
  ・三食きちんと食べないと
 ・ きちんと量を食べないと
という“しばり”が薄れて、身体も気持ちも楽になっています。


「食べなきゃ」という気持ちが薄れると同時に、余分なもの(菓子類・レトルト食品)を口にしたくなくなりました。それらに対して興味がなくなった、という方がぴったりしているかもしれません。
暑くても、アイスのファミリーパックは買わなくなりましたし、大好きだった「冷凍グラタン」も「冷凍たこやき」も食べていません。


結果、私の身体にとって余分のもの、余計な量を摂らなくなり、身体が楽です。身体が楽なので、行動がうだうだしませんし、身体の内外共に「効率が良い」、そんな感じです。


ただ、馬力がないのと、インスタントラーメン好きなのは、相変わらずですが。