フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

自分の言葉にしなくちゃ

毎週楽しみにして聞いていた勝間和代さんのBOOK LOVERSが9月末で終了してしまいました。手ごろな「聞くもの」がなくなって手持ち無沙汰だったところに、今月10月は、NHK教育「知る楽 木曜・仕事学のすすめ」の勝間さんのインタビュー月であることを思い出しました。
10月は、NGOジェン(JEN)の理事・事務局長の木山啓子さんの仕事術『国際支援流 危機乗り切り力』です。


  特定非営利活動法人ジェン JENこちら
  NHK教育「知る楽」木曜・仕事学のすすめこちら


勝間さんが藤巻さんをインタビューされた4月
藤巻さんによる勝間さんへのインタビューの8月より
第1回放送を見る限り、ずっと面白いと思います。

言葉以外の情報量

危機管理3か条
  1)質の高い情報を集め分析
  2)危機にあう確率を下げる
  3)危機のサインを見逃さない

と木山さんの考えが番組の始めの方で紹介されます。
そのひとつひとつの内容を、たくさんの言葉をつなげるのでないけれど、こちらへ届くように語られる木山さん。TV画面の前にいる視聴者に向けて語られているのではないのに届く。
木山さんが語られる内容もそうですが、それ以外の部分、木山さんの表情・声・姿勢・眼・動作etc)から得られる情報量が多く、深いです。
この番組はテキストでも販売されますが、今回は番組を見る方が何倍も内容がつまっています。
仕事学のすすめ 2009年10ー11月 (NHK知る楽/木)

ギャップを楽しむ

木山さんのお話の中で重要と思われる言葉が画面に文字で映されるのですが、番組が選んだ言葉と私が選んだ言葉の違いを楽しむこともできました。「それを選ぶか!?」という言葉もあったりして。

また、番組の最後に「translate」といって、ナビゲーターの勝間さんが語られる部分があります。ここでも、私の解釈との違いを知ることができ興味深いです。


番組の内容は「情報」です。それを分析する、自分用に変換する(自分の言葉にする)必要があること、それをしなければ「マニュアル以下」になってしまうことに気づいた第1回の放送でした。


再放送は、10月15日(木)午前5時35分〜6時です。