NASAシートで重力を感じる
10月の連休最終日、今日も良いお天気でご機嫌です♪
それにしても、朝晩のフェルデンクライス(グループレッスンの動き)がつらくなってきました。日中は気温が20度を超えますが、朝晩は10度台半ば。服を着込んでも、寒い我が家の冷たい畳の上に、10mmの厚さのあるレジャーマットを敷いているだけでは、手足が冷えて冷えてレッスンどころじゃありません(>_<)
レッスンは続けたいし、寒いと集中できないし…で対策を次々繰り出しています。
第一弾:NASAシート作戦
第二弾:+電気毛布作戦
第三弾:+電気カーペット作戦
今は第二弾でなんとかしのいでいます。
服を着込んでいるだけでも、感覚が変わってくるのに、その上毛布の下で動くとなるとどうなるやら。
でも、薄っぺらいNASAシートの下で動いた時、「重力を感じる」ことができたのが意外でした。
フェルデンクライスのグループレッスンでは、
・重力を感じて
・床を押して
・体の重みを感じて
といった指示(指導)を聞きます。ところが、私にはこれらの言葉がピンときません。これまで色々なレッスンを受けて、あーでもないこーでもないと体を動かしてきましたが、分からないのです。感覚的にわからないものだから、頭で理解しようとします。そして、「頭の理解を元に」動こうとするので、楽な動きになりません。
これが、個人レッスンだと比較的分かります。「他人の手」があることで、見える(感じる)世界が変わってきます。
その「他人の手」の役割を、軽い軽いNASAシートが果たしたようです。シートの重みを感じて動いたら、いつもよりずっと軽やかに骨盤が持ち上がります。いつもならグラグラする膝も安定します。別にシートが私の膝を押さえてくれているわけでもないのに、シートの重さを感じると、私の脳が変わり、動きのコーディネーションが変わるようです。
シートがなくなると、シッポをつかまえかけた「重力」も逃げていってしまうのですが、筋肉が少し記憶してくれています。しかも大きな筋肉じゃないところが記憶を担っているようです。