フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

キャッチボールは楽しい〜特別企画“Guest Teachers 4Weeks”スタート!

今週から4週間、また新しい企画が始まります。
(先週、先々週は小林みゆきさんとのコラボ企画でした)
昨日は、その第1週目。

気づかないうちに頑張っているあなたの
こころとからだを軽くする
フェルデンクライス・レッスン
〜〜Guest Teachers 4Weeks〜〜
チラシ → GuestTeachers2.pdf 直

一週目のゲスト指導者は、Hiromiさん。
いつも穏やかで優しい口調、練られた言葉(動きの指示)でレッスン指導をされる方です。


久しぶりに参加された方々と一緒にレッスンです。みなさん、2つのレッスンを受講されます。

ボールじゃつまんない

はじめに、私が「目のレッスン〜その1」を指導。
イメージ上のボールを目で追いかける、外側に見える動きがほとんどないレッスンです。それでも、皆さんの様子それぞれに小さな特徴が見えてきます。何度か参加してくださっている方ばかりなので、自分のペースで休みをとられ、また決して大きな動きもされません。


レッスン後、話を聞いてみると、イメージ上のボールに飽きたので違うものに変えた方がいらっしゃることがわかりました。(遠い水平線上にボールがあり、それが左右・前後に動くのを目で追いかける、というレッスンです)
ボールを馬に乗るヨン様に変身させたそうです。

どおりでレッスン後半、口元を緩んでずいぶん楽しそうだったわけです。

皆ちがって、皆いい

つづいて、Hiromiさんが「背中の緊張をほぐそう」を指導。
私のとはうってかわって、動きのあるタイプのレッスンです。
私はレッスンを受ける側に回ったのですが、目を閉じて動いていても、周りの人たちの動きから面白いものを感じます。
何か?
みんな、動きのテンポも回数も、休みの入れ方・長さもバラバラ。
見事なマイペース!


  ・他の人の動きにあわせる
  ・「休みましょう」の指示が出るまで動き続ける
  ・必死になって動く
なんて様子はどこにもありません。
皆それぞれに自分の動きを探索しています。バラバラだけれど、受講者の動きが合わさってある種リズムが感じられます。強制も脅迫もあせりも努力も必死さもない、自由さがある素敵なレッスンでした。

相手があってこそのキャッチボール

この企画は、私が急に思い立って、フェルデンクライス・メソッドを学ぶメンバーに声を掛けたものです。私の急な話にも、ゲスト指導者の4人から素早い的確な反応があり、第一週を迎えることができました。


  投げたボールが素早く返ってくることのありがたさを
  キャッチボールが続く楽しさを
  キャッチボールの中からも学ぶ面白さを
今回また強く感じました。感謝。