フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

味に姿勢が表れる〜どの部分で値上げ?

母がプリプリした口調で言います
  「実質、値上げやんっ!」
洗濯洗剤一箱で洗える回数を比べた後の言葉です。
母はある銘柄の洗剤をずっと愛用しているのですが、一年前の同一銘柄で比べた時、一箱で洗える回数が
  ・去年:55回
  ・今年:50回
と減ったそうです。(購入価格は同じ)(箱に書いてある数字から割り出した様子です)


洗剤以外にも、色々な商品で実質値上げがされています。 
 ・内容量が減ったもの
 ・内容量は同じで値段が上がったもの
 ・内容量変わらず味が変わったもの
 ・内容量減って味も変わり値段も上がったもの


洗剤などの日用品でそうした場面にあっても「仕方ないか・・・」と思えるのですが、食品の場合は少し違います。
「味が変わった(味がおちた)」ものに出会うとひどくガッカリします。多少値上がりしていても、「あの味」を期待して買っているのに・・・と「裏切られ感」が他の商品に比べ強いようなのです。(価格・量といった数字で表せない=簡単に比較できない分)
  「値段・量より“味”を保証してよっ!」
と内心プリプリしています。


でも、味より価格を重視する消費者の方が優勢なんだからだろうな、と思います。


それから考えると、
 ・河道屋の蕎麦ほうる
 ・中村軒ひやしあめ
 ・仙太郎の山椒餅・最中
は味・価格共に優れているし、何よりその
「変わらないでいる」
「変わらないでいようとする」
姿勢に、「見事だな」と口にする度、感じ入ります。